【特集】ヨウジヤマモト 21-22AW プレパッケージ購入レポート

特集

いよいよ、ヨウジヤマモト 2021-22AWコレクションのプレパッケージが始まりました!2021年6月11日(金)より展開される、いわゆる「A納期」のアイテムたちを詳しくご紹介します。

2021-22AW ヨウジヤマモトのテーマ:ELEGANT PUNK

停滞する老大国に対する強烈なアンチテーゼをデザインを通して投げかけるデザイナー、山本耀司氏。今回のコレクションで掲げたテーマは「ELEGANT PUNK(エレガント・パンク)」です。

衛生緊急事態、地球温暖化、人権運動…混沌に陥る暗黒の世。既存の価値観が大きく揺らぐ現代社会で、現実と対峙する若者を、多くの難局に立ち向かう「戦士」に例えたスタイルでメッセージを投げかけています。

A納期の注目アイテムたち(コレクションラインLOOKから)

今回のA納期では、以下のLOOKに登場するインナーやパンツが中心となって展開されます。

LOOK01

出典:Yohji Yamamoto (ヨウジヤマモト) Official Site

半袖スタンドカラーシャツ:\158,000

パンツ:\134,000

キャンバスロングスニーカー:\54,000

LOOK02
出典:Yohji Yamamoto (ヨウジヤマモト) Official Site
長袖ブラウス:\185,000

パンツ:\128,000

LOOK03
出典:Yohji Yamamoto (ヨウジヤマモト) Official Site
ブラウス  :\162,000
パンツ   :\128,000

LOOK04
出典:Yohji Yamamoto (ヨウジヤマモト) Official Site
ブラウス  :\144,000
パンツ   :\118,000

LOOK05
出典:Yohji Yamamoto (ヨウジヤマモト) Official Site
Teardropブラウス:\138,000

パンツ:\114,000

キャンバスロングスニーカー:\54,000

LOOKをチェックした感想

まだまだ夏真っ盛りですが、今シーズンのアイテムは、夏物をもっと買い足したい方にもぴったりのラインナップだと感じました。

コレクションラインのアイテムは、おそらくシルク混のものが多く、お値段もなかなか張りますね。しかし、写真からもそのふわふわとした生地感が十分に伝わってきます。まさに「エレガント」を感じさせる納期と言えるでしょう。

もちろん、生地違いなどでもう少しリーズナブルな価格帯のアイテムや、コレクションライン以外の型違いも展開されているはずです。ぜひ店頭に足を運んで、実物をチェックしてみてください。

個人的には、LOOK5のロングスニーカーが気になっています。また、コレクションライン以外になると思いますが、ロング丈の半袖シャツも狙っています。今から手に入れるのが楽しみです。

実際に店舗へ行ってきました!

期待を胸に、さっそく店舗へ行ってきました!

やはりLOOKで発表されていたアイテムはシルク素材が中心でしたね。実際に見て触れることで、「エレガント」というテーマがよく表現されていることが実感できました。

特に印象的だったのは、LOOK5の「Teardropブラウス」。ボタンが4つ目(だったかな?)のところがプリントと重なる部分だけスナップボタンになっているという、細部まで凝った作りでした。

そして、上で紹介したLOOK2の長袖ブラウスは秀逸でした。今回のA納期では唯一の長袖アイテムで、前にもう一枚生地が重なっており、肩のボタンで固定できるんです。その生地はなんとストールとしても使える優れもの!

出典:Yohji Yamamoto(ヨウジヤマモト)|【公式通販】THE SHOP

コレクション外のアイテムもいくつか見つけたので、合わせてレポートします。

コレクション外の注目アイテム

コレクション外で特に目を引いたアイテムは大きく3つありました。
◇一つめ:テンセル素材のリーズナブルな選択肢

コレクションラインの半袖シャツはシルクでしたが、それと同じ型でテンセル素材のシャツとパンツが展開されていました。これらは5万円台で購入でき、圧倒的な価格の魅力がありますね。

テンセルの感触はシルクより少しふわっとした感じですが、エレガントさを表現するのに十分な上質さがありました。テンセルについては、以前の私の記事で詳しく紹介しているので、ぜひそちらも参考にしてください

シャツはスタンドカラーとオープンカラーがあり、無地でロング丈のシャツを探している方にはぜひ店頭でのチェックをおすすめします。

◇二つめ:京都の図案家コラボやアトリエオリジナル柄

コレクションライン以外にも、京都の図案家「林 大史(はやし ひろし)」氏の図案を採用したアロハシャツやハーフパンツ、さらにはアトリエオリジナル柄をプリントした作品群が展開されていました。

長袖 \26,400
半袖 \25,300
サイズは3でしたが、かなりのビッグシルエットでした。

◇三つめ:定番になりつつあるデニムアイテム 私が訪れた店舗では、デニムの展開もありました。定番となりつつあるスポテッドホースとのコラボレーションで、前がインディゴ、後ろがブラックという合わせのデザイン。いわゆる「再構築」をイメージさせる、とてもカッコいい一品でした。

価格は6万円台。(購入していないため、写真はありません。申し訳ありません。)非常に魅力的なアイテムでしたが、試着の結果、私のお腹周りでは見送りとなりました…(苦笑)。

購入レポート

今回のプレパッケージでは、悩みに悩んで2点を購入しました!

カラス柄の半袖シャツ サイズ3:\145,200

前身頃がシルク、後ろ身頃と袖がテンセルに切り替わっているデザインです。

テンセル スタンドカラー半袖シャツ サイズ2:\53,900
フロントにポケットが付いています。袖幅がやや広く、動くたびにきれいなドレープ感が生まれます。

1.カラス柄の半袖シャツ \145,200

2.TENCELのスタンドカラー半袖シャツ \53,900

これは少し袖幅が大きく、ちょっとドレープ感がでますね。

丈感などをチェック(180cm/90kg 体型での着用イメージ)

私の体型(身長180cm、体重90kg)での丈感などをご確認ください。 以下のアイテムと合わせてコーディネートしています。パンツは少し細めのシルエットを選んでいます。

  • Tシャツ:ヨウジヤマモト 20SS メッセージハギ半袖Tシャツ
  • ボトム:ヨウジヤマモト 20SS ライトギャバウエストリブパンツ
  • 靴:ヨウジヤマモト 14SS キャンバススニーカー

カラス柄の半袖シャツから。

丈は膝上ぎりぎりまでありますね。カラスのダイナミックなプリントが印象的です。

続いて、テンセル スタンドカラー半袖シャツです。

丈感はカラス柄のシャツとほとんど変わりません。このシャツは、襟を立てても、開けても様になるのが購入の決め手でした。サイズは2と3で迷いましたが、私は襟が詰まっている方が好みなので、サイズ2を選びました。

丈感や身幅は、これだけビッグシルエットだと、正直サイズ違いによる大きな差は感じにくいかもしれません。私は店頭で着比べた結果サイズ2を選びましたが、サイズ3でも大きな違いはなかったように思います。襟の詰まり具合が若干サイズ2の方がタイトかな、という程度です。

個人的には、このロング半袖シャツ2型とも、かなり好みです。事前のチェックではテンセルシャツのどちらか一方にしようと思っていたのですが、実物を見てしまい…(笑)。
2020年夏のセールで使える予算が大幅に無くなってしまいました(笑)。カードのポイントなどを総動員して、次の狙いに備えます…!

今後の予定

いわゆる「立ち上がり」(B納期)は2021年7月14日(金)だと思います。

また詳しい情報を仕入れて、レポートしたいと思いますので、お楽しみに!

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