解体再構築って自分でもできる?
ファッションって既成をどう超えていくか、破壊するか。
そんななかで多くのデザイナーが掲げるコンセプト「解体再構築」
わたくし、大好物です。
そんななかで、これだったら自分でもできちゃうんじゃないかなってのがあるのではないかということで試みるこのシリーズ。
チャレンジする内容
メゾンマルジェラ(Maison Margiela)、古くはメゾン マルタン マルジェラ(Maison Martin Margiela)時代から憧れ!
流行に左右されず普遍的に愛され続けるアイテムが多いマルジェラですが、マルジェラといえば、騙し絵(トロンプロイユ)などが有名ですね。
作品だと、TabiとかエイズTシャツとか八の字ライダースとかとかとか。
今回(なにが今回なんだ!?)はデザインや創作活動の根幹といっても過言ではない解体再構築。
そう、ペンキでコーティング!そしてTabi!今回のターゲットはこいつ。
ですが、お高いんですよねー。9万円くらい。
素材と材料
じゃ、とりあえず、気に入るかどうか試しにつくろうということで。
Tabiはいったんおいといて、VANSに塗ってみましょう。
素材はこれ。
メルカリで1500円くらいでそれぞれをゲット。
せっかくやるので、白と黒の2つを作ろうと思います。
材料はAmazonでポチリました。
ペンキは油性なのか、水性なのか。悩んだんですが、今回は油性にしました。
マルジェラは経年変化によりペンキが剥げる感があるので、水性のほうがよかったのかなーとも思いますが、今回はシルバーだったので、あまりないんですよね、シルバーの水性。
あとキンキラキンにしたかったので、コーティング用にしました。
ペンキ サンデーペイント スーパーシルバー 1/5L ギンイロ 600円くらい
ハケ アサヒペン ペイント刷毛 お得用多用途用ハケ3本セット 450円くらい
みなさんは、ペンキの油性と水性の違いご存じですか?
私は今回、初めて知りました。
乾燥するときに水分が蒸発するものが水性塗料で、有機溶剤が揮発するものを油性塗料。
ペンキはもともと油性だけでした。樹脂はシンナーなどの油性溶剤でしか溶けなかったため。
◇水性ペンキの長所
最も知られた特長としては「ニオイが少ないこと」。
それは、乾燥するときに水分が蒸発するだけだからです。一部の水性塗料は酢酸ビニル等を含むため少し酸っぱいにおいがすることもあります。
他の長所としては、
・室内環境基準を満たしたものが多いこと。
・使用した道具類を水道水で洗うことができること。
・乾燥しても洗剤を使用すれば落とせること。(布や木材などの染み込む場所は例外。)
◇油性ペンキの特徴
油性ペンキの長所は、耐久性の高さと仕上がりの美しさ。
耐久性は、水性ペンキの耐久性が低いというわけではありませんが、油性の方が水性よりも耐久性・耐候性は高いです。
水性ペンキはハケで塗ったときにハケの跡が少し残ります。油性塗料は塗った直後はハケの凹凸がありますが、乾燥と共に凹凸がなくなり真っ直ぐな塗膜となります。
今回の素材は布製なので、水性でも落ちないんですけどね。
作業内容
塗りまーす。
一応ペンキなので、新聞紙をひいて、直接ハケを缶にいれて塗ってみました。
あとは魂のおもむくままに芸術を爆発させます!
うーん。うまく塗れてないような。黒はちょっと汚れただけっぽいような…
乾かしますね、いったん。
できあがり
なんということでしょう。(劇的ビフォーアフター風)
白はなかなかの出来ではないでしょうか!
黒はちょっと汚れただけのスニーカーのような気もしなくはないですが。
履いてみると、悪くないですね。(自己満足w)
コーディネートはまたこんど。
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